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鬼武者3
カプコンから発売のPS2用ソフト「鬼武者」シリーズは「1」「2」「無頼伝」とプレイして来ましたが、3部作の完結編となる「3」は未だにプレイしていません。
既に新章が発売されているのに、何ともな状態ですが。(苦笑
興味はあるのですが、どうにも今ひとつ、購入に踏み切れない面があるからです。
主人公は再び、「1」の明智左馬介。
これは歴史上における、織田信長が没した、有名な史実に基く上でも、彼でなければならない必然性があったものと思います。
個人的にも、この主人公の復活は嬉しい限りではあります。
ただ、「1」のヒロインであったくノ一のかえでは、「1」のエピローグにて、この時には既に命を落としている事になっている為、登場していません。
設定によると、信長の手によって殺されてしまったという状況のようで、とても残念でした。
だからこそ、左馬介の信長に対する怒りは大きいと言う印象になっています。
ただ、本作には新たな主役も登場し、そのモデルとなっているのがハリウッドの人気俳優ジャン・レノ氏。
大々的に発表され、またも話題と注目を独占しています。
そういう意味では、「鬼武者」シリーズは、3作通して主役発表には、何かしら注目度の高い事を仕掛けて来るので、記者の人達も楽しみの1つになっていたかもしれません。
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今回はタイムスリップが取り入れられ、左馬介は未来である現代の巴里へ場所と時間移動をし、ジャン氏演じるジャックは、現代から日本の戦国時代へタイムスリップ。
それぞれが別の時間、別の国にて活躍する事で物語が進行していくスタイルのようです。
ゲーム部分における基本プレイは、従来のシリーズを踏襲。
今回は違うのは、現代から登場のジャン氏が鞭による攻撃によって、新しい戦闘スタイルを体感させてくれる事でしょうか。
そして、もう1つは、本作のヒロインでもある、ジャックの婚約者・ミシェルも操作可能となっていて、コチラは銃器による戦闘を繰り広げる点が目新しいと言えます。
今回で完結を迎えるという事で、とても興味を持っていたのですが、どうにも外国の方による鬼武者というのに違和感と抵抗を感じているのも事実で、それが未だに購入に踏み切れない理由になっています。
一応、弁解させて貰いますが、別に外国人という事の差別としてではなく、あくまで日本らしいゲームとして貫いて欲しかったというか、和でいる事を貫いてほしかったというか、そんな気持ちからです。
そもそも、何故現代の巴里にタイムスリップして、幻魔が巴里の人々に襲撃したのかも、今一理由が不明という気が・・・・。
その辺はプレイすれば分かるのかもしれませんが、どうにも不可解と感じてしまいます。
因みに、本作でもお約束のクリア特典は存在し、隠しコスチュームでは、あのパンダ衣装も継承。
また、ヒロインのミシェルに至っては、バスローブ姿という、かなりサービス満点(笑)なセクシー衣装となっていました。
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鬼武者シリーズ公式HP
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鬼武者・無頼伝
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「2」の発売において、既に「3」の発売が確約されていた事は、「2」のおまけ映像を観て知っていた人も多いですが、その「2」と「3」の間のシナリオを描いたのが、この「鬼武者・無頼伝」でした。
新旧の主役が共演と言うこのゲームは、ある意味ファンにはとても嬉しいサービスと言えます。
しかもヒロインや、その他のキャラも総登場し、「1」のとあるキャラが意外な姿で成長した事を披露する等、なかなかに興味深い内容でした。
「1」では今一曖昧なままだった主役とヒロインの関係も、この作品では明確化し、「3」で主役が信長にヒロインを殺された事に対しての怒りの感情も納得が出来うる感じになっています。
2の主役と1のヒロインが邂逅する場面とかは、やっぱり盛り上がりますね。
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このゲームは前作と異なり、武器格闘ゲームとなっています。
シナリオに沿って、ステージ毎に示された条件の中勝利を納め、次に進むというスタイルは、従来の格闘ゲームのストーリー・モードと同じと言えます。
この辺は、最早変えようがないとも言えるでしょうね。
ただ、他の作品と少し違うのは、1回では同じシナリオでも全てを楽しめないというものです。
一通り、個々のキャラを遊ばないと開放されないシナリオとかがあり、1度目と2度目では、違うシナリオを観るケースもありました。
最初はほとんど開放されてなかったシナリオが、条件を満たした後にプレイすると、初回では観られなかった追加シナリオが展開されていくという仕組みで、シナリオ・モードでも繰り返しプレイしないと、全ての物語を楽しめないというのは新鮮です。
唯一の懸念は、その条件が分かり難いという事でしょうか。
下手をすると、そういう事に気付かず、1度プレイした後は、その他のモードで遊び尽くしてしまう可能性もあったのは悔やまれる仕様です。
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勿論、ストーリー・モードの他に、格闘ゲームならではの対戦プレイや、4人と同時に対戦出来るモード等多彩なモードがあり、格闘ゲーム好きな人には楽しめる要素は満載だと思っています。
格闘ゲーム好きでない人には、逆に飽きが早く来てしまう可能性も否定出来ず、他作品の人気or有名格闘ゲームに比べると、やはり夢中になれる要素は薄いと感じられるのも事実。
鬼武者ファン以外は、正直辛いゲームかもしれません。

鬼武者シリーズ公式HP

鬼武者2
1作目のミリオン達成によって、当然の流れとしてシリーズ化が決定、2作目の登場は待望されてのものでした。
本作で話題となったのは、やはり主人公のモデルに故・松田優作氏を起用した事でしょう。
しかも、ただ似せたというだけでなく、きちんと松田氏の遺族からの承諾を得て、全面的に松田優作・主演として打ち出した点が、大きな注目点でした。
前作でも金城氏・本人が主演として打ち出してのモデル起用でしたから、そういう意味ではFFシリーズのように無許可で似せたキャラでないというのは、将来的な事も考慮していると感じてます。
グラフィック能力の向上により、より実写的になったキャラクターとなると、モデルにされた人としては肖像権にも触れてくる事になるでしょうから、今後の展望を考えると正しい戦略と思えます。
GC版バイオにて、あまりにもリアルになったグラフィックにより、肖像権を考慮して、最初からモデルとなる人をオーディションし、そのモデルと契約を結ぶ等、ある意味、某メーカーより一歩進んだ展開を見せていると感じました。
こうする事で、逆に良い宣伝効果にもなるので、契約に関する費用の発生も、広告費と捉えれば安いものと考えられそうです。
因みに故人でらっしゃる為、声の出演は当然出来ませんが、担当した声優さんは比較的似てらっしゃったと思いますし、演技力もシッカリしてらっしゃったので良かったです。
熱烈なファンから観ると、不満の残る面があると思いますが、声だけはソックリでも演技力が無かったら、かえって辛いですから、むしろ、両方備えた人を、よくぞ見つけられたなぁと感心してしまいます。
また、主題歌も本作では使用され、布袋寅泰氏が担当。
OPのデモンストレーション・ムービーとして、上手く使われていました。
作品と見事にマッチしていて、結構気に入っています。
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ゲームとしては、基本は前作と変わらないものの、細部でかなり変化しています。
まず、操作キャラは主役とヒロイン2人が可能ですが、他に仲間として3人が加勢してくれるようになっています。(場面によっては、他の3人も操作可能となります)
勿論、その3人が全員1度に加勢というケースはありませんが、場面によって加勢してくれるシステムです。
この加勢は、そのキャラ固定の場合と、それまでの仲間に対しての接し方で加勢するキャラが変化するという2パターンがありました。
この加勢キャラの変化が、いわば物語の分岐といった形になっており、それによってシナリオの変化が楽しめる仕組みです。
この変化を決めるのは、個々のキャラに設定された好感度みたいなモノで左右され、欲しているアイテムをプレゼントしたりすると上がる仕様です。
但し、このシステムによって、寄り道を必要とする為、プレイ時間は当然ながら長引く事になります。
前作のボリューム不足を指摘されての事なのでしょうが、こういう形でのボリュームアップはチョット遠慮してほしかったですね。
シナリオ自体も十分にボリュームアップしていたので、これは無くても良かったようにも感じました。
せめて会話での選択肢で上下、といった感じ程度で良かった気もします。
勿論、この加勢そのものはとても面白く、戦力的に助かるケースが多いので良かったと思っています。
それ専用のシナリオ・イベントも丁寧に作られていて好感が持てました。
また、前作同様のクリア特典も用意されており、ミニ・ゲームや隠し衣装は楽しい感じです。
特に隠し衣装は、主役が松田氏という事で、あの有名な探偵姿に変身というのは、ファンにとっては嬉しいサービスでしょうね。
これはヒロインにもあり、探偵姿の主役に合わせて、コチラもかなりユニークな衣装でした。
正直、私はあまり好きになれなかったですが・・・。(苦笑
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鬼武者シリーズ公式HP

鬼武者
つい最近も、シリーズの最新作が発売されたカプコンの人気タイトル「鬼武者」の1作目ですが、元々はPS用ソフトとして開発が進められていた作品でした。
しかし、開発途中でPS2の発売発表があり、それに合わせるように、1作目の「鬼武者」はシフト変更。
これが、セールス的に大成功し、PS2ソフトとしては初のミリオンセラーとなったのです。
勿論、PS2への移行に伴い、グラフィック能力は飛躍的に向上し、主人公は実際の国際俳優・金城 武氏を起用。
声優としては勿論、キャラクターの容姿そのものも、金城氏そのままという事で、発売前から大きな話題となり、セールス的に大きく影響を与えていた事は間違いありません。
ゲームそのものは、バイオのサムライ版といった感じですが、PS2発売当時、シリーズ物がほとんどを占めていた状況下、この完全オリジナルでのタイトルは、やはり新鮮に映った事でしょう。
また、本作は社としても莫大な広告費を投じていたようで、それ故に失敗は許されなかったそうです。確かにカプコンのゲームとしては珍しく、かなりのテレビCMを流していた気がしました。
プロローグ部であるOPムービーの完成度は素晴らしく、世界最高峰と呼ばれるCGの祭典「SIGGRAPH2000」にて最優秀賞を受賞。
実際、実写と間違えそうな程、クオリティの高いCGムービーには驚愕させられたものです。
しかし、それだけに、CGムービーからリアルタイム・ポリゴン・キャラに移った際の落差が大きかったのは皮肉という印象でした。
もっとも、それを差し引いても、当時としてはハイレベルなグラフィックだった事は間違いありません。
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ゲームはプレイヤー・キャラを操作して、出て来る怪物を刀や槍、弓を用いて倒しながら、途中途中にある仕掛けを解いて物語を進めるアクション・サバイバル・ADVでした。
刀と銃という違いを除けば、基本は「バイオハザード」と同じと受け止めて良いと思います。
宣伝コピーにもあった、チャンバラならではの「バッサリ」爽快感は十分に味わえ、ライト・ユーザーでも比較的楽しめる敷居の低さも丁度良かった印象です。
勿論、上級者の人は上級者なりの楽しみ方も用意されていて、その辺のバランスの良さが、PS2初のミリオンを記録した所以でしょうね。
また、バイオでお馴染みのクリア特典も満載で、定番のミニ・ゲームや隠しコスチュームは面白かったです。
特に隠しコスチュームはユニークで、二枚目の主人公にパンダの着ぐるみを用意させ、ヒロインは小悪魔っ娘姿のミニ・チャイナという、男性諸氏にとっては小恥ずかしいながらも嬉しい(?)衣装が用意されてました。
リアル・タイム・ポリゴン・ムービー時にも、この衣装変更は反映されるので、デフォルト時とは違った新鮮味を味わえるのが、コスチェンの楽しさですね。
唯一の欠点は、ややボリューム不足の点でしょうか。
1プレイ、大体1時間半で終了してしまうのは、少々寂しく感じます。
フラグ立てによる迷走が無い限り、1プレイ1時間半で済んでしまうので、バイオとかをやり慣れている人には「えっ、もうお終い?」と思ってしまうようです。
当時、ネット上における素人ユーザーのレビューでも、ほとんどの人がボリューム不足を指摘していました。
繰り返しプレイするには丁度良い長さとも思えるのですが、タイムアタックを目指してなくても、このクリアタイムになってしまう点は、やはり物足りないと感じてしまったのでしょうね。
あと、個人的にも、そして多くの人も体感した事、指摘した事として、主役を演じている金城氏の、あまりにも棒読みな台詞には失笑。
本当に国際的に認められた俳優さんの演技?と首を傾げてしまう程で、この辺、昔の俳優さんと違い、アフレコによる演技は難しいようです。
そう思うと、つくづく本職の声優さんは凄いと認識させられますね。
因みに、ヒロインであるくノ一・かえでは、個人的にとても好きです。
3部作の完結編では、既に命を落としているという設定も、何とも切なくさせられます。
尚、本作は後に「幻魔 鬼武者」というタイトルで、XBOXに移植され、そちらでは隠し衣装や敵の追加、難易度を高く設定する等の完全版として発売されています。
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鬼武者シリーズ公式HP

クロックタワー3
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同名タイトルのシリーズ第3弾にあたるのが、本タイトルです。
これまでのシリーズではヒューマンというメーカーから発売されていましたが、そのヒューマンが消滅してしまった事を受け、その版権を収得したのが「バイオハザード」で有名なカプコンで、本作は、そのカプコンで開発されたタイトルになります。
これまでのシリーズでは、あくまで逃げに徹する事が中心でしたが、「3」ではステージ制で展開され、そのステージの最後には反撃が出来る内容に変更されています。
ゲームそのものも、カプコンならではといった内容で、それ故に従来のシリーズ・ファンからは大ブーイング。
基本は従来の作品同様、逃げに徹する進行で、その間、バイオと同様の謎解き等をこなして物語を進めるシステムでした。
従来の作品と比べ、ゲームが別物になってしまったのは、ある意味し方がないかもしれません。
そもそも開発スタッフが完全に異なっている為、あくまで外から観た人が、クロックタワーというゲーム・システムを使って、新作を作ってみた・・・・。
そんなゲームとして誕生した作品のような気がします。
1と2は主人公が同一人物だったのに対し、本作は新規になっています。
このシリーズの顔とも言うべき怪人「シザーマン」という鋏男も登場しますが、コチラもファンからすると、名前だけの別怪人と言えるでしょうね。
しかも兄妹として登場しますし、シリーズの顔だから出してみたという印象は拭えません。
むしろ、「クロックタワー」というタイトルを使わなかった方が、もう少し真っ当な評価を得られたのではないかとも思いました。
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この作品は、あの映画監督の巨匠・ 深作欣二監督をムービー演出に招いて話題になったソフトでした。
監督自身はとても情熱を持って挑み、登場するキャラクターを演じる人物もオーディションを敢行して厳選、徹底演技指導をしたと発表されています。
監督自身、制作発表による記者会見で答えているので、その辺は間違いないでしょう。
シナリオには「バイオ2」「~ベロニカ」を担当したフラグシップが担当し、キャラクター・デザインには雨宮慶太氏、美術に野口 竜氏、 音楽には久保こーじ氏が名前を連ね、ビッグネームがズラリ勢揃い。
しかし、ビッグネームが揃った=傑作になるとは限らないのが、この世界の不思議なところでしょう。
ムービー演出にしても、正直「本当に深作欣二監督の演出?」と首を傾げてしまう内容に思います。
少なくとも私には、とても巨匠と呼ばれる監督の演出とは思えない出来でした。
とにかく、不自然な程にオーバー・アクション演技で、まるで舞台におけるオーバー・アクションのお芝居といった感じです。
あえて、そういう風に演出したのだとしたら凄いと思うのですが、観ていて苦笑してしまうというか、怖いはずの場面が全然怖く感じないと感じてしまいます。
正直、あの演出方向は失敗だったような・・・・。(苦笑
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私自身は「クロックタワー」シリーズをプレイした事はなく、この「3」が初体験でした。
そのお陰か、シリーズのファンの人に比べて、ファンならではの不満点はありません。
ゲームそのものも、バイオ系を多くプレイしているものの、基本的に逃げるだけのゲームは新鮮で面白かったです。
最初は慣れない事もあって、かなりイライラも感じましたが、ある程度繰り返しプレイしていると道順とかも分かり、スムーズにゲームを進行させられるので楽しく感じて来た感じです。
また、ステージ毎に用意された怪人達とも、そのステージの最後には反撃による撃退が出来たので、それまでの鬱憤を晴らせる点では良かったですね。
残念なのは、クリア後における特典が少なかった事でしょうか。
バイオでお馴染みのコスチューム・チェンジはあったものの、それ以外は全くありません。
ミニ・ゲームも無く、そういう意味では物足りなさを感じてしまいます。
また、せっかくコス・チェンをしてプレイしても、ほとんどの場面でデフォルト衣装でのムービーに終始してしまうのも残念でした。
反映されるムービーもあるにはあるのですが、割合としては少なすぎと感じます。
いわゆるプリレンタリングCGムービーは仕方ないところですが、ゲーム実機によるリアルタイムポリゴンによるムービーは反映してほしかったですね。
ただ、そのムービーにおけるキャラのモデリングと、ゲーム中に動かすキャラのモデリングが異なっているので、ムービー用のリアルタイムポリゴン・モデリングと、操作用キャラのモデリングを別に使用してプログラム化したみたいで、それによりコス・チェンが反映されないようです。
この辺は、ムービー演出をした深作監督の事も関係してるのかもしれませんね。
因みに、唯一のクリア特典のお楽しみ、隠し衣装ですが、セーラー服が2種、ラストでの衣装、そしてサンタ衣装が用意されていました。
このサンタ衣装は、同ソフトがクリスマス商戦タイトルだった事も起因して用意されていたのでしょう。同作のファンの間では、このサンタ衣装が1番人気みたいです。
確かに可愛らしく、私自身も隠し衣装の中では1番のお気に入りとなっています。
尚、本作のシステムとかは後に、「DEMENT」という作品に受け継がれ、そのムービー演出では個性端俳優・竹中直人氏が担当するというのも、不思議な流れですね。

クロックタワー3公式HP

プリンセスクエスト
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「天地無用!」シリーズや「神秘の世界エルハザード」シリーズを制作するアニメ会社AICが開発したオリジナル・ゲームが本作になります。
これまでにもAICは自社が手がけるアニメを題材にしたゲーム(天地無用!、エルハザード、大運動会etc.)を開発、発売していますが、ゲームのみとなっている作品は、今のところ本タイトルのみとなっています。
タイトルから連想出来る通り、登場するキャラクターの多くは、ヒロインばかりの内容で、一般的には「ギャル・ゲー」タイトルと思って差し支えないでしょう。
実際、プレイしてみた感想は、その括りと捉えて問題なしといった印象です。
ゲームそのものは主観視点のRPGで、3Dマップを移動しながら、出現する敵を倒して行くのが基本です。
ただ、他のゲームと大きく違うのは、主役は男性にも関わらず、魔法で女の子にもなれる、というもの。
この性別変化によって、登場するヒロイン達の反応が異なり、物語を進める上では重要なシステムとなっていました。
この点は目新しく、面白いシステムと思います。
ただ、このシステムが活かされていたかは疑問ですが。
初発売はSSからでしたが、後にWindows版も発売され、そちらは家庭用よりもセクシー・カットが増やされているみたいです。
もっとも家庭用ゲームとしても、かなりドキドキ・セクシー・カットのイベントが多く、そういう意味では完全に男性ユーザーを意識した作りになっている印象がありますね。
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プレイした率直な感想は、正直今一といった感じです。
キャラクターの魅力は十分と思うのですが、3DダンジョンとしてのRPGとしては地味な印象で、あまり夢中にはなれなかった作品でした。
というか、はっきり言うと、かなり厳しい意見を言われても反論できないと言える出来です。
少なくとも繰り返しプレイするのは辛い印象で、1回のプレイでお終いになってしまいそうな内容と思えました。
少なくとも私は1回クリアしただけで、その後はプレイする事無く手放す事に・・・。(苦笑

メルティランサー
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PC9801用ゲームとして初登場し、その後にPSとSSへと移植されたのが本作です。
ゲームのジャンルとしては育成SLGで、システムそのものはスタンダードな作品と言えるかもしれません。
どちらかというと地味な内容と言えますが、基がPC9801というWindows95以前のPCゲームなので、その点は仕方ない印象です。
勿論、旧世代のPCゲーム=ダメという事でもありません。
同じく旧世代に誕生した育成ゲームでは、元祖育成ゲーム「プリンセスメーカー」は、今も尚、その魅力は色褪せていません。
本作の舞台設定は異星間交流が当たり前となった未来世界で、地球における治安を守る特殊な警察官を指揮、育成するといったストーリーです。
厳密にはプレイヤーの役どころは、地球支部の指令補佐という立場ですが、現場の指揮はプレイヤーという認識です。
プレイ期間は1年間で、この1年の間に部下となるキャラクターに指示を与え、任務や訓練といった事を施し、その合間に交流も持って信頼関係を築くだけでなく、時には恋愛関係にも・・・というゲームです。
途中、強制的に発生する任務イベントもあり、それは絶対にクリアしないとゲーム・オーバーになる為、ある程度は計画性を持って薦める必要がありました。
そういう意味では、他の育成ゲームに比べると難易度は高いと感じます。
また、1年後を迎えても、進め方によっては評価という数値がエンディングに大きく作用し、あまりに低いと同じくゲームオーバーに。
登場するメンバーはヒロインばかりな為、ギャルゲーという認識で軽く挑むと手痛い幕引きを下ろされてしまうでしょう。
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この作品はゲームとしては地味ではあったものの、キャラクター人気は比較的高いタイトルでした。
OVA化もされ、声優陣も人気声優が揃っています。
因みに、PC版から家庭用に移植された際、サクヤというヒロインと、ジュンというヒロイン役の声優が入れ替わるという珍事も。
その為、主題歌を歌っているのはメイン・ヒロインのシルビィと幼馴染のアンジェラ、サクヤという初期メンバー3人で歌われているはずが、サクヤではなく、ジュンが歌い上げているという、PC版を知らない人には不思議な組合せと映った事でしょうね。
本タイトルは後に続編がリリースされ、1&2はイマジニアから発売、3作目はコナミからの発売になっています。
因みに、コナミから発売の3作目はキャラクター・デザインが一新され、OVA化された際のデザインが採用されていました。
個人的には1&2のデザインが好きだったので、3作目のデザインは今ひとつでした。(苦笑
また、1&2はファンから好評を得た印象ですが、コナミ開発の3は違和感があったのか、評判は今ひとつだったようです。
私自身は1作目のみのプレイでしたが、2は雑誌付録の体験版はプレイしました。
3作目は未プレイです。
尚、PS版に比べてSS版の方が追加要素は多く、完全版としての発売でした。
私はPC版と、このSS版をプレイ。
育成ゲームとしては、やはり地味な為、面白い事は面白いのですが、何回もプレイするには少々辛いかもしれませんね。

メルティランサー・シリーズ公式HP

Lの季節
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トンキンハウスという、ちょっと聞きなれないメーカーから発売されたPS用のサウンド・ノベル・ゲームです。
本作は人間社会の『現実界』と幽霊やバンパイヤといった住人が暮らす『幻想界』という二つの世界を舞台にした作品で、最初にどちらの世界をプレイするかは開始直後の選択肢で決定されるようになっていました。
一応二つの世界は互いに影響し合っているので、交互にプレイする事が望ましいプレイ・スタイルです。
また繰り返しプレイする事によって新たに選択肢が出現するようになっていて、それによって初めて見る事の出来るシナリオがある等、繰り返しプレイする事が前提のゲームと言えるでしょう。
本作の大きな特徴は『口出しシステム』と呼ばれるモノで、対するキャラとの会話で口出しボタンを押して友好的な選択肢を選ぶと、そのキャラとのシナリオに進んでいき、逆に嫌われる選択肢を選ぶとそのキャラとのシナリオから遠ざかる事が出来るというもの。
これを有効に使う事によってお目当てのキャラとのシナリオに近づけるので、かなり重要なシステムになっています。
これをきちんと理解しないと、何度も同じような展開になってしまう可能性もありますね。
またシナリオがどのように進んでいるかをグラフとして確認出来る機能も付いているので、これを有効に使う事が効率よくプレイする上で重要と言えるかもしれません。
システム的には新しい試みが満載で満足の出来ですが、肝心のシナリオは及第点といったところなのが惜しいと感じさせる作品でした。
オープニングアニメ等の完成度も高く、良い雰囲気だっただけに残念です。
そのせいか、あまり本タイトルを知っている人は少ないかもしれません。
因みに、OPに使用されている主題歌は、「名探偵コナン」のOPを担当した事もある小松未歩氏が歌っています。
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※別HNで記したレビュー記事を、流用して構成しています。

Lの季節・公式HP

Piaキャロットへようこそ!!3
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カクテルソフトからF&Cに変わって、初のシリーズ・タイトルです。
基は同名シリーズ同様18禁ソフトですが、後々の家庭用ゲームへの移植は確定されていたタイトルでもあり、実際にDCとPS2にて、NECインターチャネルより発売されています。
また、続編としての外伝も、GBAより発売されていました。
前作同様、今回も「3」用のウェイトレスの制服デザインを投票によって採用するという方式が取られ、公式サイトと電撃G’sマガジン誌上にて実施。
2種類のデザインが、投票によって決定しました。
こうしたユーザーの要望を取り入れる姿勢は、とても好感が持てます。
その一方で、初めから家庭用ゲームへの移植を前提にしているPCソフトの販売はチョット・・・・という気がします。
大抵、家庭用に移植される場合、追加要素が満載になるので、最初に購入する事になるPCユーザーにしてみれば、モニター扱いにされている、という声も少なからずあるのも事実。
唯一の特典は、18禁タイトルならではの描写がグラフィック付きで描かれているだけでしょう。
H目的で無いなら、ハッキリ言ってPC版を購入するより、家庭用の発売を待った方が得策と言えます。
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本作の物語は、前作の1年後という設定ですが、今回も主役は交代し、1作目に登場したマネージャーの親類という設定になっていました。
また、登場する新ヒロインの1人も、1の主役で、2では支店長を務めた男性と親類となっていて、シリーズとしての繋がりを感じさせてくれます。
因みに、このヒロインはいわゆる主役が住み込む事になる寮の管理人さんで、年上のお姉さんキャラなのですが、この手のゲームのお姉さんヒロインとしては、かなり珍しく、人気抜群キャラです。
ギャルゲー・タイトルにおいて、成人女性のヒロインはあまり注目を集める事は無く、人気面はどうしても10代に譲る事になりますが、この管理人ヒロインは、フィギュア化も多く成され、本作のキャラといったら、大抵、このヒロインが出て来る気がします。
個人的には、もう1人の成人女性ヒロイン、マネージャーを担当しているキャラが好きなのですが、このヒロインも2番目に好きになっているだけに、ちょっと嬉しいですね。
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ゲームそのものは、シリーズを通して、ほとんど変えられていません。
これは別に悪い事ではなく、それだけ1作からのシステムは完成されていた事の証だろうと思います。
勿論、前作同様、細部では変更が成されていますので、その点はしっかりユーザーの声を反映していると考えています。
因みに本作では、PCの18禁ソフトとしては初めて、一般向けの劇場用アニメが制作されました。
今のところ、本作以外で18禁タイトルが劇場用になっていませんので、正しく快挙と言えるでしょう。
恐らく、「3」の開発が企画された段階で既に、こういった制作は予定されていたと思いますが、それだけ同シリーズの人気は高いと読まれていたのでしょう。
現実に、この映画がヒットしたかは、正直微妙ではありますが・・・。
その代わりと言っては何ですが、前作まであったOVA化は成されていません。
さすがに3作目ともなると、物語の違いだけでは、少々ゲームとして楽しむには辛くなってきた印象で、本作はそれ程やり込む事はなかったです。
尚、現在は最新作「G.O.」がPCソフトとして発売されていますが、Hが目的でないなら、暫くは様子見をして、家庭用に移植されるのを待った方が賢明かもしれません。

Piaキャロットへようこそ!!3公式HP

Piaキャロットへようこそ!!2
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1作目のヒットを受けて、当然の如く登場したのが本作です。
シリーズの魅力の1つ、ウェイトレスの制服は、今回も3種類用意され、その内の1つはPCゲーム専門誌「E-LOGiN」誌上での読者アンケートで決定したものでした。
因みに、選ばれたのは「メイド・タイプ」と呼ばれるデザイン。
個人的には、私も気に入っているデザインですが、今の「萌え」を象徴するかのような「メイド・タイプ」というのは、先見的だったのでしょうか。
本作のゲーム・システムは、基本的に前作と変わりません。
細部では進化という形で変更されていますが、基本は大きく変わっていません。
その為、プレイそのものは、前作と同じ感覚で楽しむ事が出来ます。
いわば、前作と異なる物語を楽しむ為の新作と捉えた方が良いでしょう。
本作から初発売がWindowsに移行した事により、最初から音声や音楽、アニメーションといったものが取り入れられ、グラフィック関係は、かなりクオリティが上がった印象です。
また、このタイトルで本シリーズはメジャー化を果たした感じで、PCの他に、NECインターチャネルからSSやDCに移植発売され、続編もGBAにて発売された程。
OVAも前作に続き発売され、2シリーズが販売されました。
最初のOVA3巻は18禁指定ですが、後に発売されたシリーズ6巻は一般向けとして制作されています。
OPソングの「Go!Go!ウエイトレス」は、一部で話題になったそうです。
あと、このゲームの舞台となるレストランも、当時の東京ゲームショーにて再現され、実際にブース内では飲み物や食べ物を提供。
ウエイトレスも、ゲームと同じ制服で登場し、現在のメイド喫茶の火付け役となった事は間違いないでしょう。
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本ゲームの物語は、前作の4年後という物語で、主人公や登場するキャラのほとんどは新規ですが、世界観は同一である為、前作のキャラクターも数人登場しています。
今回の舞台となるレストランの支店長には、前作の主人公が配属されており、その妹も連続出演を果たしています。
因みに本物語では、前作主人公はメイン・ヒロインと婚約中という設定。
本作には登場しないものの、前作でのマネージャーだったヒロインも、本作では別の支店長になっているという設定で、シリーズのファンには、心憎い設定です。
尚、SS版&DC版では新たに3人のヒロインが追加され、イベント発生におけるアニメーションも多数追加されていました。
私自身はPC版しかプレイしていませんが、キャラクターに関しては大変良く出来ていたと感じます。
前作程夢中にはなりませんでしたが、現在のシリーズ人気を確実にしたのは、間違いなく本作だろうと思っています。

Piaキャロットへようこそ!!2.5公式HP

Piaキャロットへようこそ!!
基はPC用ソフトで、18禁タイトルでしたが、後にPC-FXとSSへの家庭用ゲームにも移植発売されたタイトルです。
発売はカクテルソフトで、現在のF&C。
PC-FXへの移植は、そのカクテルソフトが自ら行い、同社としては初の家庭用ゲーム初参加ハードとなりました。
SSへの移植は、数多くの美少女ゲームを移植発売しているKID。
移植メーカーが異なる事から、それぞれゲームにおいての追加要素が異なっています。
PC-FX版は、基本的な内容に変化はなく、PC-FXの最大メリットであるアニメーションを追加しただけです。
但し、ほぼPC-FX版は他のハードと異なり、18歳以上指定というレーティングも用意されていた為、家庭用でありながら、問題部分である性表現もほとんど修正される事無く、完全移植となっています。
カクテルソフトがPC-FXに移植する事にしたのも、こういった事情があったからなのでしょう。
逆にSSへの移植を行ったKID版は、そういった部分は修正する必要性があった為、ギリギリのところまでグラフィック関係は修正。
テキスト部分もギリギリの範囲までは再現したものの、やはり一部は修正を余儀なくされています。
但し、それを補うプラスの部分も多いのがKID版の特徴でした。
こちらは新規のキャラクターが追加され、それに伴い、シナリオが追加。
FX版にもあったアニメーションも、ふんだんに取り入れられ、FX版との差別化に成功したと言えます。
勿論、アニメーションの内容も、お互い異なる映像になっていますので、ファンにとっては両方楽しめる事になるでしょう。
私自身は、PC版とFX版の2機種はプレイしましたが、SS版は未プレイ。
但し、ゲームとしては面白く、PC版で初めてプレイした時は夢中になったモノでした。


本作は、ファミリー・レストランを舞台にした、プレイヤー育成SLGです。
このレストランでの制服となるウエイトレスのユニフォームは3種類用意され、スタート時にどの衣装を選択するかを決めてから始める事になります。
つまり同じような内容のプレイでも、3通りのパターンが用意されている訳です。
このシステムは本作の魅力の1つで、多くのユーザーからも好評でした。
ユニフォームのデザインはどれも可愛らしく、実際の衣装をモデルにしたデザインも取り入れられ、女性にも人気のコスチュームとなっています。
育成部分も、要はバイト時における仕事内容の変化に従い、各項目のパラメーターが変化するという仕組みで、パッと観はそんなに難しくはありません。
実際、そんなに考えなくても、ある程度はきちんと育ってくれる印象でした。
むしろ、エンディングを迎えたいヒロインに合わせてスケジュールを組むのが良いといった感じで、ヒロインが休みの日は自身も休みを取って休日での外出で出逢いを求めたり、休日でないと上げられないパラメーター上げに専念したり。
勿論、全編それでOKという事ではありませんが、「プリンセスメーカー」等の、本格的な育成モノのように計画的な行動はしなくても大丈夫そうです。
だからといって簡単でもないので、その辺のバランスは絶妙と言えましたし、その辺が本作の人気の1つなんでしょう。
適度なゲーム性を楽しませ、それでいてヒロインとのシナリオを楽しませる、というのは、いわゆる美少女メーカー・タイトルのお約束になっている感じですし、それは間違いではないと思っています。
本作はSS版の登場で一気にメジャー化し、現在もPS2やGBAに新作がリリースされる程の人気シリーズに成長。
現在もPCから最新作となる4作目が発売されています。
尚、PC版は全て18歳禁止タイトルになっているので、未成年の人はプレイするなら、家庭用に移植されたのをプレイして下さい。
因みに本作のOVAシリーズも発売されていますが、そちらは完全に成人向けなのでご注意。
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Piaキャロットへようこそ!!公式HP

トゥルー・ラブ・ストーリー
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ゲーム誌としては1番の売上と知名度を誇る、老舗専門誌「ファミ通」のアスキー(現エンターブレイン)が開発、発売したPS用恋愛ゲームが本作です。
然程、大きな話題となった作品ではありませんが、不思議と一定の人気を得たタイトルで、後に続編も発売。
本作も追加要素を加えての廉価版、今で言う「ディレクターズ・カット」も発売されました。
その際には、OPアニメーションも新規に作成される、力の入れようです。
現在も、この流れを汲むシリーズの新作「キミキス」が、5月での発売に向けて開発中なので、それの初代と捉えると分かり易いかもしれません。
このゲームが他の恋愛ゲームと大きく違う点は、下校時におけるヒロインとの会話で繰り広げられる「下校会話システム」でしょう。
この「下校会話システム」というのは、一緒に下校するヒロインとの会話で、どういった話題を提供するかで、相手の状況や反応が変化するというもの。
選択肢を選んで、相手の好感度を変化させるシステムという点でだけなら、従来の恋愛ゲームでも多用されているシステムですが、本作では大きく2つに分類されて変化しているのが特徴です。
1つは「ドキドキハート」と呼ばれるアイコンで、主人公との下校時におけるヒロインの「緊張度」を表す部分です。
振った話題でベストヒットして、ヒロインの本音を引き出すような内容になると、このハートが大きくなり、更なる話題に発展したりします。
かといって、大きくすれば良いというものでもなく、あまり大きくし過ぎると照れてしまい、サーッと主人公を置いて先に帰ってしまう事も。
勿論、振った話題が失敗すると、ハートは小さくなり、明らかに退屈or飽きたといった感じで去られてしまいます。
これを、どう調節するかが、プレイヤーの行動次第という事に。
もう1つの部分は、「ときめきゲージ」というものです。
これはズバリ、ヒロインが主人公に対して抱いている好感度を表すゲージです。
このゲージが大きければ大きい程、ヒロインとの関係は良好という事になり、従来の恋愛ゲームと同じ感覚です。
但し、このゲージが9割を越えないとデートに誘えないので、なかなか侮れません。
因みに、このゲージはリアルタイムに近い形で変動する為、タイミングを逃すとデートに誘う前に下校会話モードが終了して帰宅してしまいます。
これが斬新で新鮮なプレイ感覚を呼び、本作が人気を得た最大の部分と言えるでしょう。
また、物語の設定が、せつなさ抜群となっています。
主人公は、1ヵ月後には転校する事になっており、それを隠したまま最期の1ヶ月を友人達と過ごすという展開。
その為、エンディングでは必ず別離となり、遠距離恋愛関係で幕を閉じる形に。
一応、恋愛関係に発展した状態で終了するので、そういう意味ではハッピー・エンドと言えなくもないですが、何とも寂しさの残るエンディング。
そこがまた、本作の魅力と言えるのかもしれませんが・・・。
尚、本作は固定のレギュラー・ヒロインの他に、季節限定でのヒロインというのも存在。
このゲーム、転校の時季を、四季の中から1つ、最初に選択してスタートする為、春なら春限定で出逢うヒロイン、冬なら冬限定で出逢うヒロインが存在しています。
その為、全てのヒロインとの物語を楽しむには、四季を変えてプレイしなければならず、なかなか全制覇は大変な作品かもしれません。
因みに、本作のOPアニメーションを制作したのは、「ガンダム」で有名なサンライズで、ちょっと意外な組み合わせ。
また、主題歌を歌うのは、当時は無名に近かったアイドルで、今ではCM女王となった人気№1女優・仲間由紀恵氏というのは知られざる事実。
この主題歌、ゲームに登場するヒロインの心情を見事に表現していて、とても好きなOPソングです。
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トゥルー・ラブ・ストーリー公式HP

グローランサー
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既に5作ものタイトルが発売されている、同名タイトルの人気シリーズ第1作が本作です。
これまでメサイヤで「ラングリッサー」シリーズを手がけていたキャリア・ソフトが、アトラスに移ってから制作した新たなRPGで、作りやキャラ・デザインは、ほとんど「ラングリッサー」と変わらない印象があります。
ただ、「ラングリッサー」シリーズは、シミュレーションRPGだったのに対し、コチラは純粋なフィールド型RPGになっています。
当然ながら物語りは完全オリジナルで、新たなスタートとしての意気込みは随所に感じられました。
本作では、「ラングリッサー」で培ったモノは、全て注ぎ込んでいる内容で、ヒロイン・セレクトに似た、好感度の上下によるヒロイン決定システムや、静止画によるイベント発生も取り入れられていました。また、本作でも美麗なOPアニメーションが主題歌付で制作されましたが、そのアニメーションは男性キャラ・バージョンと女性キャラ・バージョンの2種類を用意。
男性バージョンは男性キャラ中心で構成され、主題歌の歌手も男性ボーカルで収録。
対する女性バージョンでは、女性キャラ中心で構成され、歌手も女性ボーカルとなっている凝り様。
いかに新作の開発に力を入れていたかが窺えます。
キャリア・ソフト=「ラングリッサー」というイメージが大きかっただけに、それを払拭したいと言う想いもあったように感じました。
ゲームそのものは、オーソドックスな内容と感じます。
特に目新しい事はありませんでしたが、それ故にシッカリとしたモノを作られたのだとも感じます。
ストーリーも王道的ではありますが、とても良かったですね。
「ラングリツサー」での分岐は廃されましたが、それで正解だったとも感じてます。
この1作目の成功で、2作目の発売は比較的早くに成されました。
折りしもPS2が登場した時期という事もあり、その後は全てPS2での発売。
結果的に、本作だけPS1用ゲームとしての発売となってしまいました。
私自身は、本作以外はプレイしていませんが、キャリア・ソフトにとって「ラングリッサー」に代わる代表作となったのは間違いないでしょう。
「ラングリッサー」は5作目で完結を迎えましたが、果たして「グローランサー」は何作まで続くのでしょうか。
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グローランサー・シリーズ公式HP

ラングリッサーV
シリーズ完結作と銘打ってメサイヤから発売された、看板タイトル・ラングリッサーの5作目です。
この後、DCから「ラングリッサー・ミレニアム」というタイトルが発売されましたが、コチラはゲーム開発スタジオが異なっている事もあって、別作品扱いされています。
これまでキャリア・ソフトが開発を続けて来ましたが、そのキャリア・ソフトが手がけるラングリッサーとしては、文字通りの最終作です。
これまでのラング・タイトルは、世界観こそ同一であるものの、全ての作品は独立しており、時代背景が完全に異なっていた為、どのタイトルからプレイしても、然程困る事はありませんでした。
しかし、本作は初めての直接的な続編として開発された珍しい作品です。
基本的に、IIIとIVは予めプレイしていた方が、本作は100%楽しめる内容になっています。
特に前作に当たる「IV」のプレイは、絶対にしておいた方が良いでしょう。
この作品は「IV」と時間軸が完全に重なり、「V」でのスタート時間は「IV」の終盤付近から始まるからです。
その為、前作に登場するキャラクターは、ほぼ全員連続出演を果たしています。
メイン・ヒロインは、前作に登場するPT仲間の行方不明だった妹という設定で、主役とヒロイン、そして主役と同一の身体を得たライバル・キャラは、「IV」の敵役と大きく関わっているだけに、前作の物語は知っておかないと不明瞭な点が多く感じてしまうと思われます。
また、「III」に登場した魔族キャラも登場してくる為、その点でも以前の物語を知っているのと知らないのとでは変わってくると感じます。
今回のストーリーは完結作という事もあり、数々の謎が解明されるシナリオという形になっているので、これまでシリーズを通してプレイしたファンにとっては、興味深いタイトルにもなるでしょう。
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個人的には、正直あまりシナリオ面には満足出来なかったのですが、本作で初めて、イベント発生の際、静止画を使用してのイベント演出が実現。
今まではプチキャラでの動きや芝居、あとはフェイス・ウインドウでの描写だけだったので、これはとても嬉しかったです。例え静止画による1枚のイラストでも、表示させると状況等も分かって臨場感が違います。
「III」から始まる「ヒロイン・セレクト」は今回も健在で、プレイの仕方によって主役の相手役は代わる仕組みになっていました。
でも今回はメイン・ヒロインが誰なのかは、OPアニメでもハッキリ明示されているので、最初は普通にメイン・ヒロインをそのまま相手役にしました。
本作の見所は、個人的には新旧主人公の共演でしょうか。
ヤッパリ、こういうシチュエーションは「燃える」モノがありますね。
因みに、本作は前作における「Cルート」のエンディング後という設定である為、Cルートを体験していなかった私は、この作品では死んでしまっている前作キャラがいてビックリ。
思わず「あれ?」と思いましたが、あとからCルートの内容と設定を知って納得です。
尚、最初に発売されたのはSSですが、PSでは「IV」とのカップリングで発売されているので、プレイする時は自然と前作からになるでしょう。

ラングリッサーIV
メサイヤの代表作であり、看板タイトルとなっている同名タイトルのシリーズ第4弾が本作です。
個人的には、シリーズ中、1番好きなタイトルで、このタイトルだけは、繰り返しプレイした程です。
今も、たまにプレイしては楽しんでいる作品で、シナリオ的にもお気に入り。
本作は、前作で取り入れられた3Dポリゴンによるプチ兵士の戦闘演出は撤廃し、従来の2Dヘックス型タクティス・シミュレーションRPGに戻されていますが、これは前作「III」での失敗を汲んでの変更と思われます。
これにより、かえつて観易く分かり易くなり、プレイにおけるテンポも良くなった印象があります。
その代わり、前作で好評を得た「ヒロイン・セレクト」のシステムは継承され、今回も5人のヒロインが主人公の恋人候補として配されています。
内1人は、特殊なルートを辿らないと観られないEDになるので、ちょっとした隠しヒロインといった感じですね。
本作では初めて、年上の大人の女性が恋人好捕となっており、格好よい大人のヒロインが好きな私としては、ちょっと嬉しかったです。
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今までの作品のシナリオは、敵として登場しながらも、必ずしも悪ではないといった内容でしたが、本作では「勧善懲悪」といったスタイルになっています。
その為、物語としての構図はとても分かり易く、逆にそれ故に面白いと感じさせてくれました。
プレイヤーの進行のさせ方で、仲間だったキャラと敵対したりする事もありますが、これもIIから導入された分岐システムで、これも違和感無く取り入れられています。
複数のヒロインが登場しますが、メイン・ヒロインと呼べるキャラは1人いました。
広告展開では双子のヒロインの姉や、主人公の義妹が多く使われ、さも、どちらかがメイン・ヒロインといった印象を与えていましたが、ストーリーを見て行くと、1番主人公と関わりが深かったのは、双子の妹の方でした。
義妹の方は冒頭で敵に囚われてしまい、暫くの間、出番がありません。
また、物語上、1度は救い出すものの、再び囚われの身になってしまう為、ちょっと印象が薄いと感じました。
双子の姉の方も、主人公と関わる事は思っていた以上に少なく、メイン・ヒロインという印象には至らない感じです。
大人の女性という立場のヒロインは、当初は上司の提督に想いを寄せている、という設定なので、当然ながらコチラもメイン・ヒロインとは言いがたいでしょう。
辿ったルートによっては、双子の妹以外は敵対する事もあるので、そういう意味でもメイン・ヒロインは彼女だと思っています。
因みに、上記で少し触れた提督ですが、このキャラ、はっきり言って、某有名SF小説に登場する提督にソックリです。(笑
役どころだけでなく、デザインもソックリなので、完全に意識して作られた事は間違いないでしょうね。
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本タイトルの主人公は、これまでの主人公と異なり、光の一族と呼ばれる血族の末裔ではありません。
ラングリッサーを使いこなせるのは、この血族者のみとなっていただけに、何故彼が最終的にラングリッサーを手にし、そして力を発揮する事が出来たのかは謎です。(苦笑
また、本作は次作と深い繋がりを持つ作品となり、この点でも珍しいタイトルとなりました。
とあるキャラクターの妹が、次作ではメイン・ヒロインとして活躍する事になるので、なんとも興味深い作品です。
SSで発売されたシリーズ3作品の内、本作だけOPアニメが作成されず、この点だけは、とても残念です。
因みに本作は後に、PSへの移植が成され、次作とのカップリング・タイトルとして発売されました。
その際、主人公の姉のデザインが変更されたのも注目したいですね。
当初は、ただライバル・キャラには、女性の副官を・・・という理由だけで生まれたヒロインだったにも関わらず、出来上がったシナリオでは、大きくストーリーに絡む重要キャラに昇格していたのですから。

ラングリッサーIII
つい最近、タイトーからPS2にて移植発売された作品で、元はSSから発売されたメサイヤというメーカーの看板タイトル・シリーズの第3弾です。
残念ながら現在は、「ラングリッサー・ミレニアム」というタイトルを最期に、メサイヤというメーカーは消えてしまいましたが、唯一PSシリーズに移植されていなかったのが本作です。
私にとっては、シリーズ初体験の作品でもあり、そういう意味では思い出深い作品と言えます。
元々あまり興味は抱いていませんでしたが、ゲーム・ファンの間では名作との呼び声高いシリーズでしたので、その存在は知っていました。
1作目はメガドライブからの発売という事もあり、セガ・ハードには馴染みあるシリーズでしょう。
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キャラクター・デザインには、人気アニメーター(兼漫画家)のうるし原智史氏を起用し、既にシリーズの顔と言える要因です。
氏のキャラクターが、人気の1つを担っている事は間違いないでしょう。
それだけ、氏の描くイラストは綺麗で、魅了されます。
それだけでなく、シナリオやゲーム性そのものも完成度が高かった事も事実で、そうでなければ「名作」という呼び声は出なかったでしょう。
本作から3D表現が可能になったという事で、戦闘シーンではポリゴンを利用したプチ・キャラ兵士達による戦闘演出が導入されましたが、これは正直失敗だった気がします。
この戦闘シーンでは敵味方の区別が難しく、また何をやっているのか、ゴチャゴチャしていて分からないという結果に。
私自身、最初は楽しみにしていましたが、この「何をしているのか、よく分からない」光景にはガックリしてしまい、結局、この演出機能はカットしてプレイを進行させていた程です。
むしろ、今まで通りの2D表示のシステムの方が分かり易くて良かったです。
ただ、SSというハードを得て、新しい事を試みようと言う意図があったと思うので、それ自体は良いとも思っています。
必ずしも、試みが成功するとは言えないですから。
しかし、デバック等をした時、この点を指摘する人はいなかったのかな?と、ちょっと首を傾げてしまいますが・・・・。
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シリーズ上、本作は3作目に当たりますが、物語としては1作目に当たる形になっています。
シリーズを通して登場する聖剣ラングリッサーですが、本作のストーリーは、その聖剣ラングリッサー誕生秘話となっているからです。
また、シリーズを通しての敵、闇の王子ボーゼルの誕生も、本作で語られるので、正にシリーズの第1話といった内容。
この作品には魅力あるヒロインが多数登場しますが、主人公の相手役というのは固定されていません。
今までのシリーズにも多数の魅力あるヒロインが登場しましたが、主役の相手役は決まっていましたし、その他のヒロインの相手も物語上、固定になっていました。
ところが本作からは、プレイヤーの進行のさせ方次第で、候補となっているヒロインとのカップリングが成立するようになっていたのです。
メーカー側は、これを「ヒロイン・セレクト」と呼称していました。
シナリオを進める上で、このヒロインと結ばれれば良いのに・・・という妄想が生まれたりしますが、本作ではそれを実現させた形になったと思います。
シリーズを通しての人気面では、あまり評判が良くない作品ですが、物語を楽しむ上では重要なタイトルと言えるでしょうね。
PSシリーズへの移植は良かったと思うものの、特別な追加要素もなく、既に発売されているタイトルは「1&2」「4&5」という風にカップリングで1本分の価格設定になっていたのに、本作では1本だけにも関わらず、価格設定が廉価とは言えない、6090円というのは高過ぎると感じます。
他メーカーではPS2用ソフトの完全版を、廉価版として発売する流れがあるだけに、これはチョット一考した方が良かった気がしました。
尚、PS2版に関しての比較レビューは、以下のサイトを参照してみて下さい。
「ラングリッサーIII 2005~移植失敗!!~」

ときめきメモリアル2
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1作目の大ヒットを受け、当然の如く発表された新作「2」でしたが、この「2」制作決定の報せから実際に発売されるまでの期間は、予想を越える程、長期間になってしまいました。
これにより、社会現象にもなった「ときメモ」ブームも沈静化した頃に、この待望の「2」が発売される形になり、当初抱いていた程のブレイクには至らなかった惜しい作品です。
内容的には、むしろパワーアップが図られており、ゲームとしては期待通りの進化を遂げていた作品だったと思っています。
最初に挙げられるのは、その核となるキャラクターの魅力です。
1作目がどちらかというと古さを感じさせるデザインだったのに対し、本作のデザインは流行のデザインで一新されていました。
もし1作目のデザインも本作と同じだったなら、PCエンジン当時でも大ブレイクしていたかもしれません。
1作目はあくまでスタッフの中で比較的絵が上手い人に描いて貰った形でしたが、今回はプロの手によるものだったので、これは当然の結果だったろうと思います。
また、キャラ設定も前作は、どちらかというとコミック的な設定が多く、とても極端なキャラ設計ばかりになっていました。
しかし、「2」では、より自然な設定、現実的な設定になっている印象です。
勿論、コミック的な設定は残っていますが、「1」に比べたら、断然リアリティのある設計になっていたと感じています。
2つ目は、プロローグ・パートの存在でしょう。
幼少時を体験する事が出来るADVパートがあり、そこでメイン・ヒロインと、その周囲の人々との関係を描き、主人公が置かれている状況をプレイヤーに説明する形になっています。
「1」でもメイン・ヒロインとは幼馴染という設定でしたが、あくまでイベントで発生させての回想で知るしかないので、本作ではよりメイン・ヒロインに対しての感情移入度は高まったと思います。
登場するヒロイン達とも、この幼少時パートでは、進行次第で知り合う事が出来、それが本編でも反映されるというのも面白い試みと言えます。
そして、最大の進化は、キャラクターがプレイヤーの名前を「音声」で呼んでくれる、というシステムだと思います。
今までも多くのギャルゲーでは、主役の名前を変更出来る作品で、テキストで呼んでくれる事はありましたが、音声で呼んでくれるという事はありませんでした。
この「2」が発売される直前に、SSで「バーチャコールS」というタイトルが、プレイヤーの名前を呼んでくれるというシステムを搭載させましたが、これは予め録音登録した名前のみに対応であって、中には自分の名前が登録されていない人もいた事でしょう。
また、予め録音されていた「あいうえお」という単語を操作して、プレイヤーの名前を呼ばせるシステムを構築したタイトルもありましたが、この場合、その音声による呼び名は違和感がアリアリとしていた内容で、かえってテキスト表示のままの方が良いという逆効果に・・・。
ところが本作では、プレイヤーが入力した名前を完全にフォロー。
猥褻な言葉等で無ければ、入力した通りの名前で呼んでくれるという完璧なモノだったのです。
しかも、状況に応じて呼び方のアクセントが変化し、怒っている時の呼び方や喜んでいる時の呼び方と、きちんと使い分けもされていた事には驚かされます。
その為、感情の無い呼び方をされる事が無いので、プレイして違和感がありません。
発売が遅れたのも、このシステムを完成させる為だったので、この完成度を観ると納得してしまいます。
残念なのは、そのシステムは容量的に大きくなる為、買った当初では、全てのヒロインに対応していなかった事でしょう。
対応していたのは幼馴染のメイン・ヒロインと、お姉さん的立場のヒロインのみ。
その他のヒロインに関しては、後から発売される追加ディスクを購入する事で対応、という格好でした。
つまり、全てのヒロインに対応させるには、本タイトルの他に、対応ディスクを別途買い足し(しかも1枚では済まなかったと記憶しています)をしなければならないという事に。
これには、期待していたファンからも、さすがに不満の声が出た事は否定出来ないと思います。
私も、わざわざ別途に買い足しをしてまで揃えたいとは思いませんでした。
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この作品では、舞台となる学校こそ変わっていましたが、世界観は同一となっています。
その為、隠しキャラの中には、前作の「きらめき高校」の生徒も登場しました。
また、前作同様の「伝説」も用意され、更に今回は珍しい事に、年上ヒロインが登場。
しかも高校生ヒロインだけでなく、教師となったお姉さん・ヒロインとのEDも迎えられるという、ちょっと意外な内容になっていました。
隠しキャラも、全部で3人という豪華さにもビックリです。
しかも、隠しヒロインにも関わらず、ちゃんと幼少時パートでも、実はシッカリ登場させている点は心憎い演出と感じました。
因みに、ゲーム・システムそのものは、あまり変化はしていません。
その代わりと言っては何ですが、前作では2Dだったプチキャラ表示が、PSというハードの性能を活かして3Dポリゴンになっています。
見た目の可愛らしさ等、演出面では新鮮な感じでしたが、これには一部で賛否両論となっています。
ポリゴンでの演出の為、ディスクへの読み込みの発生により、プレイのテンポが悪くなる、というものでした。
SSに比べ、ローディングの遅さはPSユーザーでも有名ではありましたから、このポリゴン演出によって、突然テンポが悪くなるというのは、確かに印象を悪くしそうです。
プレイ期間が3年と長いだけに、繰り返しプレイしていくと、余計に煩わしく感じてしまうかもしれません。
この辺は、ポリゴン演出の「オン/オフ」機能は、用意しておいた方がよかったかもしれません。
ただ、その他の点では満足のいく内容で、正統進化した続編と思っています。
もし、発売された時期が、まだブームが去りきらない、或いはブームの真っ最中だったなら、1作目を越える事も出来たのでは?と感じるソフトでした。
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ときめきメモリアル
ギャルゲーというジャンルを一躍メジャー化したタイトルと言えば、間違いなく本作であると言えるでしょう。
最初に発売されたのはPCエンジンで、当初は発売メーカーのコナミ内でも期待されてはいなかった異色作です。
その為、ゲームショー等の宣伝活動でもほとんど取り扱われず、モノクロ・コピーのチラシが配られる程度でした。
そういった経緯があった為、本作はPCエンジンのタイトルという事もあり、ヒッソリとデビュー。
ところが、マニアの間で評判となり、それが口コミによって拡がって、PCエンジン史上、最高のビッグ・ヒットとなりました。
PCエンジンのヒット作というと、「天外魔境」シリーズが有名ですが、それを遥かに上回ったのが本作です。
当時はまだインターネットは普及していなかった背景を考えると、この口コミによる全国区への広がりが、いかに凄かったかが窺えるでしょう。
このゲームは育成ゲームとして有名な「プリンセスメーカー」と同じようなスケジュール管理で、対象となるキャラクターを育成する事が主目的です。
しかし、従来の育成ゲームは、あくまでプレイヤーが対象となるキャラクターのスケジュール管理をして育てる、他人育成ゲームでした。
「プリンセスメーカー」シリーズや「卒業」シリーズ、「誕生」等、当時も数多く発売されましたが、他人の育成という部分は変化ありません。
ところが本作は、他人ではなく、プレイヤーの分身である主人公を育成する、という点が大きく異なっていました。
このスケジュールに従っての育成状況によって、登場してくるヒロインが変化してくる、というのも真新しいシステムです。
勿論、メイン・ヒロインのように無条件で登場するキャラも存在しますが、基本的には育成状況によっての登場です。
所属するクラブによって、登場するというパターンも存在。
また、当時としては音声がフル・ボイスというのも驚愕の事実です。
CD-ROM媒体によってファミコンのようなロム・カセットでは無理だった音声は、PCエンジンの売りの1つでしたが、それでも容量の問題で一部に声が入っている程度しかありません。
それがフルボイスで展開されたのですから、いかに驚きを持って迎えられたか分かりません。
この制作に当たっては、前述した「プリンセスメーカー」の他に、元祖美少女ゲームと呼ばれる名作、エルフの「同級生」も参考にされていたようです。
各キャラ毎にテーマ曲を付ける、というのも、この同級生から取り入れたとの事。
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このゲームは、高校生活3年間を疑似体験するという、割と期間の長いゲームです。
従来のギャルゲーでは、あくまで短期間でのプレイであった為、これは画期的だったと感じます。
「同級生」は夏休みという1ヶ月の期間で、その続編は冬休みという、約2週間でしかなく、その亜種作品として登場した「下級生」であっても、期間は1年間でした。
この下級生の他に、本作に迫る期間をプレイするギャルゲーというのは知りません。
また、「下級生」では1年間のプレイ期間であっても、学校行事に関するイベントはこれと言って無く、その点で不満を感じるユーザーの声もありました。
しかし、本作は「文化祭」や「体育祭」部活動における「大会」といったモノがあり、その他にもクラブなら合宿、修学旅行等のイベントも目白押し。
学生生活を疑似体験出来るゲームとしては、本作と肩を並べられる作品は、同作のシリーズ位かもしれません。
無論、学校内だけでなく、遊園地やデパート、映画館、ゲームセンター、ボーリング、動物園に水族館、美術館に図書館と、ヒロインとのデート等の場所も多彩。
映画とかは、季節によって内容が異なり、そのヒロインに合った内容の時に利用しないと逆効果という凝り様でした。
ヒロインとデート場所の指定先の組合せによって、静止画付のイベントが発生するという仕組みも、恐らく本作が初めてだと思います。
その他にも、様々な初試みと思える仕掛けが満載で、本作が大ブレイクしたのも頷ける内容です。
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PCエンジンでブレイクした本作は、後にPSとSSに移植される事が決まり、この時も初めて「限定版」という豪華パッケージを発売。
これがマニアの間で話題となり、中古市場で高値のプレミアが付いての取引が行われた程です。
社会現象にもなったキッカケは、このPS版での大ヒットでした。
既にPCエンジンでヒットしていた事を受け、今回はコナミも大々的に広告展開したのも、ヒットに繋がった要因でしょう。
PS時代のゲームとしては、正直古さを感じさせる絵柄、及びグラフィックだったにも関わらず売れたのも、PCエンジン版からの前評判の高さがあった事は否定出来ません。
また、思っていた以上に、育成ゲームとしての完成度が高かったのもヒットした要因である事も確かです。
また、キャラクター人気も凄まじく、コナミも積極的にグッズを企画・開発し、コナミのキャラクター商品重視の一方向を決定付ける作品になった事は間違いないでしょう。
このゲームをプレイしたユーザーに対しての影響力も強く、プロ野球選手ですら、理想の女性として当タイトルのメイン・ヒロイン、藤崎詩織を挙げる人がいた程です。( ^ ^ ;
その為、一時期はこういったギャルゲーを問題視する風潮もありました。
現在のギャルゲーに対しての偏見内容が固まったのも、恐らくこういった背景があったからだと思います。
それ程までにヒットした本作は、後に続編や、女性向けの作品も登場。
そして現在では、オンライン・ゲームとしてのサービスも準備されています。
まだまだ、この作品を基とした「ときメモ」世界は、広がりを続けていくのかもしれません。

プループレーカー
1996年にPC-FXのキラータイトル候補として発売されたRPGが本作、「ブルーブレーカー~剣よりも微笑を~」です。
企画・ゲームデザインには「ときめきメモリアル」で有名になった立石流牙氏が参加という事で、一躍注目と話題が集まった作品でもあります。
当時は「ときメモ」が社会現象になる程のブームでしたので、このニュースは話題にならないはずがありませんでした。
4機種・次世代機戦争の中で、最も苦戦を強いられていたPC-FXにとっては、正に起死回生のキラータイトルと期待されていたと思います。
実際、ゲームとしての完成度はFXゲームの中でもトップ・クラスで、FXの特化した機能「アニメーション再生」をフルに活用し、多数のイベント・アニメが盛り込まれています。
勿論、RPGとしても十分な出来で、そればかりか、従来のRPGには無いシステムも用意されていました。
通常、RPGにおいてはレベル上げの為の経験値稼ぎの為、無駄にフィールドを移動しての戦闘を行うものですが、本作では適度に物語を進めながらプレイしないと、同行するPTキャラから「時間の無駄使い」と不満を洩らされ、主人公との好感度も下がってしまいます。
また、複数登場してくるヒロイン達とはPTを一緒に行動する事で好感度が上がる仕組みですが、PTの入替を行うと、外されたヒロインの好感度は下がるという、何ともリアルな設定。
それとヒロイン同士には相性という設定もあり、相性が良い同士だとプラス、相性が悪い者同士だとマイナスの影響が出たり、最悪PT拒否されてしまう事も。
このPT編成も、重要な部分となっています。
また、主人公にはライバル・キャラとなる勇者がいますが、普通の作品だと大抵イヤな性格になっている事が多いのですが、コチラは勇者という名に恥じない、本当に紳士的なキャラで主役に対しても好意的。
それでもヒロインとの恋愛においては油断ならない相手、というのが面白い試みです。
そして、最も悩まされるのがレベル・アップ時に登場する「レベルアップ妖精」というキャラでしょう。
このキャラ、ケイン一行がレベルアップすると、「レベルアップ」した事を告げる為だけに登場するのですが、その際、同行しているPTにいるヒロイン2人の内、どちらが好きかを問いて来ます。
この質問の拒否は出来ず、必ずどちらかのヒロイン名を答えなければなりません。
答えたヒロインの好感度は当然上がりますが、答えなかったヒロインの方はやはり好感度が下がってしまいます。
何より、その後の空気が重苦しくなるのが・・・・。(苦笑
普通、レベルアップするのは嬉しいものなのですが、このゲームではレベルアップが怖いと感じさせる不思議なゲームでもあります。(苦笑
でも、レベルアップさせていかないと、後々のモンスターを倒せないので育成は止められませんが。
因みに戦闘でPTキャラのHPが0になった状態で終了すると、やはり不満の声を発し、好感度が下がります。
まぁ、これは当然といえなくもありませんが、これも通常のRPGには無いシステムですね。
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ストーリーについても、普通のRPGとは、かなり異なっています。
主人公は冒頭、家の家訓により決まった年齢を迎えると結婚相手を捜す旅に出なければならないという事で、父親からお嫁さん探しへの旅立ちを促されます。
そして、一緒に同行するメイン・ヒロインと出発し、父親に指示された場所へまず向かい、そこで指示通りの事をすると、何と魔王が復活。
父親が指示したのは、魔王の封印を解く事だった事が判明。
何故、そんな事を指示したのか、父親の真意が分からず、知らなかったとはいえ、魔王を復活させてしまったので、お嫁さん探しと並行して(!)、魔王退治への冒険をする事になる、というモノ。
こういった導入、冒険目的というのは、かなり新鮮と思えます。
目的の1つは「お嫁さん探し」なので、登場するヒロインの数は相当数になります。
隠しキャラを含めると、11人。
変わっているのは、その中で「普通」の人間は半数程しかいないという事。
ほとんどのヒロインは妖精であったり、人造人間であったり、神様だったり・・・。(笑
また、冒険の目的は魔王を倒す事だけでなく、お嫁さん探しもなので、ヒロインとのED条件を満たさずに魔王との最終決戦に挑むと、例え勝利してもハッピーEDにはなりません。
というか、バッドED扱い・・・・。
なので、魔王退治の物語を進めながらも、ヒロイン達との関係、シナリオも進めなければなりません。ところが、このゲームにおけるヒロイン達との好感度上げは、かなり難易度が高いと感じます。
好感度が上がっているかどうかは、ヒロイン達の反応(バストショット表示での動作、表情)でしか読み取れません。
中位までは、全くと言って良い程、反応に変化がないので、上手く行っているのか?という判断が難しくなっています。
また、RPG上における上記のシステムの影響もあって、せっかく上げても、その分下がってしまう事もあり、他の作品で良くある「複数同時進行」というのは無理に近いでしょう。
フラグの立て方も、特定のヒロインがいないと発生しなかったり、特定のヒロインから情報を聞かないと進行しないケースもあります。
特に後者は、そのヒロインがどの街にいるかは、プレイ中では分かりませんので、初回プレイでは出逢う事も難しいという事に。
ギャルゲーというと難易度は低いと思っている人が多いですが、本作に限っては当てはまりません。どちらかというと、普通のRPGより難しい部類に入る事でしょう。
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この作品はヒューネックスから発売されましたが、後にSSとPSからもヒューマンからの移植という形で発売が成されました。
正直、SSやPSでのアニメ表示はFX版には遠く及ばないと感じる出来。
とはいえ、その他の部分は問題ないと言えます。
因みにPS版だけは追加シナリオが用意され、サブ・タイトルも「笑顔の約束」に変更されました。
追加シナリオはともかく、何故サブ・タイトルを変更したのかは不明。
尚、「笑顔の約束」というのは、OPソングの曲名でもあります。



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